結論:受け取れる利息は「預入期間・条件・税金」で変わる
「年○%」と表示されていても、必ず1年間その利率が適用されるとは限りません。金利の年率表示と実際に適用される期間を分けて読むことが重要です。
比較で外せない6項目
| 確認項目 | 見るところ |
|---|---|
| 対象商品 | 普通預金か定期預金か、対象通貨は円か |
| 適用期間 | いつからいつまで金利が適用されるか |
| 対象者 | 新規口座開設限定か、給与受取・アプリ登録等が必要か |
| 預入条件 | 最低・上限金額、新規資金のみか |
| 金利の切り替え | 優遇終了後は通常金利に戻るか |
| 中途解約 | 適用金利・解約手数料・手続きの扱い |
金利の表示と実際の利息の違い
仮に100万円を年利1%(税引前)の単利条件で1年間預けたとすると、単純計算の利息は1万円です。しかし実際の支払利息は、適用日数、金融機関の計算方法、端数処理などに左右されます。半年だけ特別金利が適用される場合、1年間ずっと同じ金利を受け取る計算は適切ではありません。
国内の一般的な預貯金利息には、原則として合計20.315%の税が源泉徴収されます(国税庁の説明に基づく)。キャンペーンの告知が税引前の利率か、利息額が税引後かも見ましょう。
申込前に公式ページで確認する手順
- 金利の基準日・更新日を確認する。
- 「適用条件」「対象外」「終了後」の注記まで読む。
- 預入開始日から優遇終了日までの日数を確認する。
- 税引後の利息を金融機関の計算例で確かめる。
- 円預金か外貨預金かを確認する。外貨預金では為替変動など追加のリスクがある。
ありがちな勘違い
Q. 年利2%とあるなら半年で2%の利息がもらえる?
A. 通常の「年利」は1年間を基準にした表示です。半年の利息は、一般に実際の預入日数などを考慮して算定します。個々の商品説明の計算方法が優先されます。
Q. 預け替えれば必ず得になる?
A. 預入の空白期間、既存定期預金の中途解約条件、各種手数料などによっては不利になる場合があります。
公的情報
- 国税庁「利息を受け取ったとき(利子所得)」:https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/shotoku/1310.htm
- 国税庁「株式・配当・利子と税」:https://www.nta.go.jp/publication/pamph/koho/kurashi/html/04_5.htm

