「プラチナカードが年会費永年無料」という話を見かけると、クレジットカード好きなら気になるところです。三菱UFJ銀行が案内しているのは、「エムット Excellent Club カード プラチナ アメリカン・エキスプレス®・カード」。ただし、誰でも無料で持てる一般募集のカードではありません。
2026年10月23日時点では発行前の予告サービスです。「エムット Excellent Club」は2027年3月開始予定、カードはその会員向けに発行予定です。この記事では確定している条件と、これから公表される点を区別します。
カードの基本情報(公式発表時点)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 発行会社 | 三菱UFJニコス |
| 国際ブランド | アメリカン・エキスプレス |
| 入会金・年会費 | 永年無料と案内 |
| 家族カード | 無料と案内 |
| 申込対象 | エムット Excellent Club本人会員、国内居住の満20歳以上の個人 |
| ポイント | 三菱UFJ銀行の預り金融資産残高に連動するボーナスポイント還元 |
| 特定店の優遇 | 条件を満たした場合に最大20%還元と案内 |
| クレカ積立 | 三菱UFJ eスマート証券を利用するなどの条件で最大7.0%と案内 |
「最大○%」は誰でも常にその還元率になるという意味ではありません。公式サイトはサービス開始時に内容や条件が変更される場合があると明示しています。詳細は事前申込の開始時に公表予定です。
一番大きな条件は「Excellent Clubの本人会員」
銀行の案内では、本人会員になるには三菱UFJ銀行の普通預金口座を保有し、国内居住であることに加え、次のどちらかを満たす必要があります。
- 三菱UFJ銀行の資産運用残高が1,000万円以上
- 三菱UFJ銀行の預り金融資産残高が3,000万円以上
ここが重要です。3,000万円以上の預金だけが唯一の条件ではありません。また「資産運用残高」は銀行所定の金融商品を対象に算出され、円預金は含まれません。一方「預り金融資産残高」は資産運用残高と円預金残高の合計と案内されています。保有するすべての資産が自動で算入されるわけではないため、対象商品を公式で確認しましょう。
家族会員としてExcellent Clubを利用できても、プラチナカード本会員としての申込対象にはならないと公式に記載されています。家族カードの提供条件は別途確認が必要です。またカードの発行には所定の審査があります。
年会費無料と、資産を預けるコストは別
年会費が無料でも、会員資格を満たすために投資商品を購入・移管する場合は、価格変動リスク、運用手数料、売買コスト、為替リスクなどが生じ得ます。
例えば会員資格だけを理由に資産配分を変えれば、カードの特典額を上回る損失が発生する可能性もあります。すでに条件を満たしている人の追加サービスとして検討する場合と、カード目当てに多額の資金を移す場合は分けて考える方が安全です。
さらに公式は会員資格の定期的な見直しも案内しています。資格更新時の所定条件を満たさない場合、自動退会となる可能性があります。
どんな特典が予定されている?
クレジットカードの還元以外にも、Excellent Club全体の特典として次のようなものが案内されています。
- 専門家へのリモート相談: 資産運用、財産管理、相続、税務、不動産などの相談。
- 預金・ローンの優遇: 会員向け金利優遇、来店予約の優先受付など(条件・審査あり)。
- 優待サービス: 「エムット Excellent Club クラブオフ」、旅行・グルメ・レジャー等の優待。
ここはカード自体の特典とクラブ会員サービスを混同しないのがポイントです。例えばホテルの割引率は最大値が表示されていても、対象施設・部屋・日程によって適用条件が異なります。すべての会員がいつでも最大割引を受けられるわけではありません。
「アメックス・プラチナが無料」と言っていい?
正確に説明するなら、アメリカン・エキスプレスのライセンスに基づいて三菱UFJニコスが発行するプラチナカードです。アメリカン・エキスプレスが直接発行する「プラチナ・カード」と同一商品ではありません。名前のイメージだけで旅行保険・空港ラウンジなどの付帯内容が同じだと想定しないようにしましょう。
管理人が次に確認したいこと
- 事前申込受付はいつ始まり、どの会員区分が申し込めるのか。
- ボーナスポイント還元の残高区分と、ポイントの付与対象外決済。
- 付帯保険・ラウンジ・コンシェルジュ等の具体的なカード特典。
- 家族カード・会員資格喪失時のカードの取り扱い。
- 自分の現在の銀行資産だけで条件を満たせるか。
結論:資産条件をすでに満たす人なら注目したい一枚。ただし2026年10月時点では未発行なので、カード切り替えや資産移管を急ぐ段階ではありません。 正式な募集要項が出たら三菱UFJ銀行の公式案内を確認してください。




